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つい見とれ、そして憧れるような、健康的でしなやかなボディの持ち主たちのトレーニングを直撃。部位別の鍛え方からトレーニングとの向き合い方まで、ためになる情報が満載だ!
東京ホテイソン 芸人
ショーゴ さん
1994年2月1日生まれ、東京都出身。お笑いコンビ、東京ホテイソンのボケ担当。2020年のM-1グランプリでは決勝戦に進出。個人では2023年に開催された「マッスルゲート兵庫」のメンズフィジーク新人168㎝以下級で優勝。
忙しさを理由にトレーニング内容を
薄めたくないから
地獄の45分を貫く!
「芸人になりたての頃はガリガリだったんです。何かプラスアルファが欲しくて考えていたときに、YouTubeで海外のマッチョを見てこういう体になりたいと思い、独学で筋トレを始めました。2〜3年たつと筋肉芸人として認知され始めたのですが、ただの筋トレ好きで終わってしまうのは嫌だったのでボディコンテストの登竜門でもある『マッスルゲート』に挑戦したんです。そこで優勝したことで周りからの目も変わりました。同時に自分の中での課題も明確になって。肩は大きいけど、腹筋と胸が弱いなと思い、そこから追い込んで、理想の体に近づくことができました。今は仕事が忙しくてジムに行く時間がなかなか取れなくなってきたので、45分と決めて毎日行くようにしています。時間が短い分死ぬ気でやるので、しっかり追い込めます。今は6月の大会に向けて減量中なので、仕事中にボーッとすることもあるけれど、皆さんがイジってくれるので本当にありがたいです(笑)。まずは大会で結果を残し、もっと芸事に昇華できたらいいなと思っています」
実際にフィジークの大会で行うポージングを見せてもらった。「今は64㎏あるのでベストなボディで見せられないのが残念なのですが、大会までにあと4㎏落として仕上げます」
「楽屋にあるお菓子はひとつまでと決めて食べちゃいます。減量中に好きなものを食べるときはタンパク質が摂れるお寿司がベスト」
「トレーニング終わりで食べるお弁当は、ご飯150gと鶏肉か牛肉を焼いたものを持参しています。4時間後にも同じものを食べます」
「2023年のマッスルゲート兵庫で優勝したときの写真。体脂肪は6〜8%、体重は59.8㎏で仕上げ、当日パンプアップのために食べて60.5㎏にしました」
TRAINING
1 ダンベルキックバック
ココに効く! 腕
「ひじを固定して、ひじから下の腕を上げ下げすることで上腕三頭筋が鍛えられます。二頭筋は三頭筋よりも小さいので、手っ取り早く腕を太く見せたいときは、ここを鍛えるのがいいです。自分は8〜10㎏を20回、4〜5セットやります」
2 ラットプルダウン
ココに効く! 背中
「バーを引くことで広背筋と大円筋に効かせるトレーニングです。重さは少し軽めで60㎏前後に設定して、8〜12回を4〜5セット。背中は普段自分では見えないからこそ、しっかりとトレーニングで鍛えて、鏡でチェックすると、成長するのが見えて楽しいですよ」
3 ダンベルサイドレイズ
ココに効く! 肩
「丸い肩をつくるのに必要な、肩のサイドに効くトレーニングです。ひじを少し曲げたまま、斜め前に上げる感じです。高さは上腕が地面と平行になる寸前くらいまで。これは12㎏を20回、3セット」
MY FAVORITE ITEMS
A-wearの指サック
「本来はコンディションをよくするためにつけるものなのですが、自分はダンベルを持つときにつけるとしっかり握れる気がします」
SAGUAROの
トレーニングシューズ
「トレーニングを始めたときからこのシューズです。地面にフィットして踏ん張りがきくし、軽くて持ち運びも便利」
ダンベルグリップ
「ダンベルやバーベルにつけるものです。これをつけると握り込まないでいいので、胸トレーニングの効果が格段に上がります」
撮影協力:ゴールドジム原宿東京
Photos:Teppei Hoshida Composition & Text:Misato Kikuchi
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