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サロンで、クリニックで、セルフで…メンズにも増えてきた"脱毛"経験者に、その実態を細かく取材。5人の読者に話を聞いていくうちに、ひとりひとりの理想の"毛"観と、向き合い方が見えてきた!
毛 ProfileFile.1
松谷 俊さん(22歳)
毛の濃さ
薄い
処理パーツ
鼻下、顎、脇、脚
処理方法
光脱毛@ゼルモ (鼻下)、
家庭用光美容器/ミュゼ
S.S.C. エピフォトスキンケア
プロセット(顎、脇、脚)
かかったお金
¥30,000(光美容)、
¥79,200(光美容器)
サロンと自宅でのWケアで
ほぼ全身の毛を撃退
脇毛、ヒゲがちょろっと生え始めた中3頃から“毛って別にいらないかも”とは思っていたんです。高校生になりヒゲが濃く存在感を増してきてカミソリやシェーバーで剃るようになると、肌荒れに悩むように。さらに肌荒れが悪化してニキビもできるように…こうして、上京しようと思った高2の冬、同時に脱毛も決意しました。
ネットで「東京 脱毛 メンズ 安い」と検索して、いくつかのクリニックを比較。18歳の夏、1か所10回分で確か3万円のゼルモでの施術を開始。まずはヒゲ! と思ったけれど、鼻下と顎では2か所カウントになる事実に直面し、泣く泣く鼻下だけを選択。もともと毛が薄めだったこともあり、終わってみると2週間に1回のヒゲ剃りで済むまでに減少して大満足!
そうすると他のパーツもどうにかしたくなり、ミュゼの家庭用光美容器を購入。セルフケアに切り替え、顎、脇、すねの毛に使い始めること1年。遠目からではピカピカに見えるほどきれいな状態に! 実際、脇もすねも1か月放置しても生えてこないので処理する手間が減りました。ヒゲゾーンはクリニック施術に加え、セルフケアをした結果、剃る回数が激減! 悩んでいた肌荒れとも決別し、快適に。上京したら何よりも先に毛をなくそうと強い意志を持ち、実行した自分に拍手。マジで脱毛してよかったです!
理想は全身の毛とのお別れで、VIO脱毛にも挑戦したいけれど、未知のゾーンへの不安が多く検討中。未来の自分に期待。
毛 ProfileFile.2
八重樫佑太さん(27歳)
毛の濃さ
濃い
処理パーツ
腕、脚、腹
処理方法
家庭用光美容器/ブラウン
シルクエキスパート
Pro5 PL5347
かかったお金
約¥100,000
(購入時の価格)
濃い脚の毛がトラウマに…
家庭用光美容器で一網打尽
忘れもしない約4年前の夏。当時短パンが流行っていて、僕もはいていたんです。もともと、毛深い自覚はありつつも、そこまで気にしてなかったのですが、友人には「別の人の脚みたい」と言われ、彼女には「汚い」と
それから毛深い脚を意識するようになると“チンパンジーくらい生えてるじゃん…”とますます気になり、人に見せるなんて言語道断、セルフケアで処理しようと、家庭用の光美容器について調べ始め、各社HP、女性誌にある“実際に使ってみた”系の記事などを隅々まで見比べました。結果購入したのがブラウンの当時スペックも値段も最も高いタイプ。メーカーが推奨する頻度で使い続け、2年半で、半年放置してもほぼ生えない状態に! 同時にケアしていたギャランドゥはちゅるちゅる。たまにしか当てていなかった腕や指毛も気にならなくなりました。
晴れて悩み解決…とはいかず、実はヒゲが生えたダンディな大人に憧れていて、肌荒れするからヒゲ脱毛したいのに踏み切れないんです。さらにはキレイになった脚を、今度は「キモい」と当時の彼女=今の奥さんに言われるように(笑)。じっくり向き合っていきたいです。
問題に向き合うために知っておくべき
「毛」にまつわるエトセトラ
ムダ毛を処理したい…という男子の悩みに寄り添うアイテムはここ数年で急増! ビギナーにおすすめしたいのは、手軽にできる自宅でのケア。そのためにも知っておいてほしい基本的なポイントとおすすめアイテムをピックアップ。
ムダ毛ケアならまずはセルフで
自分のペースでケアできる、という点で、時間も人目も気にせずできるセルフケア。
スタンダードな処理方法を3つご提案。理想に合わせて選ぼう!
パターン1 剃る
一時的に処理したい、毛量調整くらいがいい、と思っているならトリマー付きのシェーバーが◎。
肌への負担を最小限に剃れる5枚刃のカミソリと、4段階で長さを整えられる電動トリマーが1本に。シック マルチボディシェーバー [オープン価格]/シック・ジャパン
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パターン2 光美容器を使う
人にケアしてもらうのは恥ずかしいし、通う時間がないし面倒…という場合は、家庭用の光美容器という手も。昨今、高機能なものが多く、ムダ毛処理機能以外にスキンケアができるタイプも!
パターン3 ワックス
カミソリ負けが心配、一気に美しく処理したいならワックスを。ワックスを塗布してその上にシートを貼り、ベリッと剥がす設計のものが基本。やや痛みは伴うものの、広い範囲の処理ができるので夏の間だけなど一時的な使い方もできる。
Photos:Mai Shinya(still) Illustrations:Takako Ooki Composition & Text:Mariko Urayasu
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