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──フェイスラインや目もとが隠れるヘアから、顔が見えるショートが増えてきた。でもショートってアレンジの幅が狭そう…? そんなキミに、"立たせる"というアレンジの選択肢をKANADA氏が指南。つい最近短くカットしたが、ヘアを立たせたことはあまりないという三浦蒼稀さん(22歳・美容室アシスタント)。質感もドライだったところから、ジェルを使うことでツヤが加わり、印象ががらりと変わった。思いつきそうで思いつかない、人とは違うアップヘア、挑戦してみる?
夏に向けてみんな髪型を変えたくなる頃だろうか。特に最近はソフトウルフが流行ってきたりと、何か新しいことできないかな? って思ってる人が増えている気がする。僕が街に立って感じるのは、少し前まではフェイスラインを隠したり、目にかかるくらいの長めの前髪の人が圧倒的に多かったけれど、潔いショートやアップのスタイリングなど、顔をしっかり出す人が増えてきたなということ。“顔が見える”というのは、その分個性の主張にもなる。でもショートってそんなにアレンジのバリエなくない? ダウンかアップかくらいじゃない? と思った人、もったいない! せっかく美容室で新しい髪型にしても、ありきたりなスタイリングじゃつまらないよ。
今の美容師さんが教えなさそうなショートのアレンジで僕がひとつ提案したいのは、「立たせる」アレンジ。街をよく見回してほしい。髪を立たせてる人、あんまりいないでしょ。でもトレンドの服にかけ合わせたら、すごく新しいと思うんだ。髪の毛を立たせるにはスタイルをキープするジェルがマストなんだけど、これを手にする時点でかなりヘアに対して意志のある人という感じ。まわりとは違う、こだわりを持った人に見える。例えばラガーシャツ、今季すごく見るよね。でもそこで爽やかなブロースタイルとか、スポーツ感全開のヘアでいくんじゃなく、こういうヘアをぶつけると面白い化学反応が起こるんだ。いろいろ試してみて!
まず、全部立たせてみる。そこからは自分のさじ加減で楽しむ
このヘアの一番のポイントは、トップはランダムに思い切り立たせつつも、前髪はダウンにしてること。ちょっとかわいげが生まれてラガーシャツにもいい感じにマッチ。まず髪全体にジェルをなじませ立たせたら、自分の輪郭を見つつ押さえていく。立たせ具合で仕上がりのバリエは無限大!
ラガーシャツ(ヴォート メイク ニュー クローズ)¥12,500/HEMT PR
Hair:KANADA[LAKE TAJO] Photos:Go Tanabe Stylist:Hidero Nakagane[S-14]
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