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今回は化粧品を生み出す心臓部「研究所」へ。理系でも、NOT理系でも楽しくためになる、化粧品研究員による特別講座をメンズノンノモデル若林拓也が1日インターンとして体験してみた!
(上)ワックス内で油分と水分がきちんと乳化されているかを顕微鏡でチェック。
【入門したのは】
メンズノンノでもおなじみの「UNO」を
研究している資生堂リサーチセンター
若林が体験した美容部員の1日
STEP1. スタイリング剤の調合
安定したワックスを作るため、水分と油分をつなぐ役割の素材(乳化剤)をバランスよく調合。
油分と水分を乳化させてワックスを作る
油分と水分を乳化させてワックスを作る
STEP2. ワックスの質感チェック
伸びのよさを確認。こんなに地道な実験をしているとは(涙)
ワックスの伸びのよさも研究所で確認
ワックスの伸びのよさも研究所で確認
STEP3. 試作品の使用感チェック
マネキンの髪に左右で違うワックスをつけて質感を確認。
束感、動き、まとまり感が出せる?
束感、動き、まとまり感が出せる?
STEP4. 洗い落ちのよさを確認
洗い落ち実験。研究所内に美容室みたいなシャンプー台がある!シャンプーでどのくらい落ちる?
シャンプーでどのくらい落ちる?
STEP5. 自分の髪でもチェック
自らの髪の毛でも質感&洗い落ちを確認。研究員さんは自分の髪も実験台に。研究員さん体(髪の毛)張ってます!
研究員さん体(髪の毛)張ってます!が
料理好き男子と研究員は同じ人種!?
―若林は研究に興味ある?
若林 僕自身は、めちゃくちゃ文系なんですけど、毎日使うスタイリング剤がどうやってできているのかすっごく興味があります。
―土居さん、研究員の方は基本的に理系なのですか?
土居さん 僕は理系ですが、お客様の心理や好みを分析する部門もあり、文系の研究員もいます。
―研究者に向いているのは?
土居さん こんな質感が欲しい、こんな仕上がりが欲しいなど、製品のイメージを具現化していくのが我々の仕事。僕的には料理好きが向いていると思うんです(笑)
若林 料理ですか?
土居さん コスメは様々な原料から作られます。これとあれを混ぜてなどなど、そのレシピは数万以上。このレシピで作れば、こんな製品になると想像するのが楽しいんですよ。
―若林、インターンの感想は?
若林 スタイリング剤ひとつ完成するのに、はじめは100以上のレシピを作り絞られていくのを知って、コスメを大切に使わないと、と実感! 理系でなくても研究する仕事があるとか、目からウロコの情報ばかり。僕の進路にも影響しそう(笑)
資生堂リサーチセンター
http://www.shiseido.co.jp
Photos:Teppei Hoshida(model) Haruka Saito(still) Hair & Make-up:Kosuke Abe[traffic] Model:Takuya Wakabayashi Composition & Text:Michiyo Matsui
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