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公演前のユウタを東京ドームで撮影した前回に続き、今回は仕事で東京に滞在していたショウタロウを、チェックアウトする直前のホテルで撮影! 「ほんとにこの後、ソウルに戻ります〜!」と笑う彼の、オンとオフの中間のようなムードをキャッチ!
本誌連載は2023年1月・2月合併号で終了したが、WEB版はもう少し続くので引き続きお楽しみに!
――今日もありがとうございました。
「毎月楽しいです~!(バックナンバーを見ながら)」
――ユウタさんとショウタロウさんおふたりにカバーを飾っていただいた号(メンズノンノ2022年6月号特別版)は、ユウタさんのお母さまが買っておいてくださったというのを、dTVの番組(“SHOW YOU” Our Journey)で観ました(笑)。
「あー、そうですそうです! dTVで!!(笑) “ショウタロウくんの分もあるで~”って(笑)」
――ちょっと編集部が喜びでざわつきました(笑)。
「あははは!! 僕もうれしかったです!」
旅先での、一番の楽しみは?
――さて今回は、東京にお仕事で滞在しているショウタロウさんを訪ね、特別にホテルの一室での撮影となりました。このシチュエーションにかけて、テーマを「チェックアウトの、10分前」と設定しました。
「リアルに今日この後ソウルに戻ります~!」
――前回ユウタさんが「ステージに上がる前の、10分」というテーマで、実際に公演前の東京ドームで撮影をしたのですが、ショウタロウさんはまさにチェックアウト前ですね。
「リアリティありますね。ユウタくんのドームで撮った写真も、楽しみ!!(編集部注:インタビュー時点では、ユウタさんの記事は未公開)」
――どんどんお仕事で日韓を行き来することや、いろんな都市に行く機会も増えてきていると思いますが、ショウタロウさんは旅先でどんなことをいつも楽しみにしていますか。
「やっぱり、その地域ごとの風景に出会えるのが醍醐味(だいごみ)ですね。それぞれ異なる日常が見えるので、何げなく写真を撮るだけでもいつもとは全然違う自分になって、それがまずひとつ大きな楽しみになっています。あとは、やっぱり何と言っても食べ物!(笑) 普段食べられないものに出会えるのが、楽しくておいしい~!」
――先輩であるNCT 127のコンサートでは、ショウタロウさんも大阪に滞在していましたよね。
「はい! ステージを観に行きました。大阪では、たこ焼きを食べて…あと、アイスドッグが最高でした!」
――給食のコッペパンみたいなのに、アイスクリームが挟まってるやつですね!
「そうですそうです! アメ村で食べたんですよ。絶対カロリーはすごそうなんですけど、旅先ではおいしいものを食べるに限りますよね。普段は節制していたとしても、チートデイとして。その分、めっちゃおいしかったですし、そのお店のおばちゃんのキャラも濃くて(笑)。そういう時間が本当に楽しいです!」
どうしても荷物を減らせない!?
――今日のように、ホテルでの滞在が増えていく中で、過ごし方のこだわりや、これは絶対に持っていく、というものは出てきましたか?
「僕、基本的に荷物を多く持っていかないと不安なタイプみたいなんですよ。特に服を、いつも大量に持っていっちゃうんです。部屋で空き時間があったら、それを自分でいろいろな組み合わせで着てみて、コーディネートを考えたりしています。ホテルってちゃんと全身映る鏡があることが多いので、着てみてどうかなっていうチェックができるんですよね…とか言って~!! えへへ」
――かなりおしゃれな旅人じゃないですか!
「いやいや、それっぽく言っちゃいました(笑)。あとは、日本のテレビ番組も観ますね。帰ってきたら、普段観られない日本のニュースとかバラエティとかを観るのがすごく楽しいです」
――じゃあ、枕が変わったら寝られないなというタイプではなく、楽しみがいっぱいあるほうなんですね。
「むしろ、熟睡」
――いいことですね!(笑)
「はい~(笑)。でも荷物が多い分、荷造りにけっこう時間がかかるんです。1日かかっちゃうこともあって、マネージャーさんにも“今回は5日しか滞在しないんだから、それ考えてね”って、何回も言われます(笑)。そして帰ってくるときはさらに荷物が増える…。キャリーケースのほかに、必ずひとつ空のボストンバッグも持っていって、そこにお土産を大量に入れて帰るのがお約束です。ショッピングが好きなので服を買ったりもしますが、一番多いのは食べ物。日本の駄菓子とか、カップラーメンとかは絶対たくさん入れて帰りますね!」
――異国で暮らしていると、そういうちょっとしたものこそ恋しくなりますか?
「そうなんです。もう、ドンキで爆買い(笑)。でも今後どんどん旅慣れてきたら、荷物が減るといいな~!」
――でも、荷物の量にかかわらず、これだけは絶対持っていくというものはあるんですか。
「なんだろう…あっ! パソコン!! あの、初めてのインタビューでも登場したノートパソコンです!(笑)」
――たしかに登場していました! ショウタロウさんといえば、パソコン持参っていうイメージがあります(笑)。
「あははは!(手をたたいて) インタビューの際も抱えてましたよね、僕(笑)」
――(一同、笑) お話しする人が持ってきたのを初めて見ました。何かあらたまってプレゼンが始まるのかと…!
「ですよね! ちょっと恥ずかしい~(笑)」
――今日のインタビューには持ってきていないですか?
「もうないです、おかげさまで!(笑) 初めてのときは事前にアンケートもいただいていたので、下書きして、こうやって答えようっていろいろ考えていて、すごく緊張していたんですよね。今は、自然に受け答えできるようになりました」
――いやでも、当時記事にも書いたとおり、すごく真剣で好感しかなかったですけどね!
「よかった! でも、今でもパソコンは本当にどこにでも絶対持っていきますね。使わないときでも持ってる(笑)。空き時間にYouTubeやドラマを観たりできるし、それこそアンケートが送られてきたら、今でも自分なりに一度パソコンでいろいろ書いてみて考えたりします。…なのにその割には、タイピングのスキルが全然伸びないっていう…こうやって(人さし指をトントンしながら)打ってます(笑)」
――すごく使い慣れてるふうに見えていたのに(笑)。
「本当に時間がかかるんですよ~。“Yどこかな~”みたいな(笑)」
出発のときのモチベーション
――“次の目的地に向かうとき”というのは、ショウタロウさんの場合、最近はお仕事が伴っていることが多いと思いますが、家を出るときにいつも考えていることはありますか?
「食べ物……」
――食べ物!(笑) 以前のユウタさんとのおふたりのインタビューでも、“ダンスのときには何を考えていますか?”という質問に、ユウタさんが「ショウタロウは晩ご飯のこと考えてますよ」って言っていましたよね(笑)。
「そうそう(笑)。いやー、僕、割とそうなのかもな~! 今晩何食べよーっていうのは、実際よく考えています(笑)。今回の出国前も、“日本に着いたら何食べようかな”って一番考えていたかもしれません」
――じゃあ、例えばステージへの意気込みとか、イメトレとか、ギアが入ってくるのは開演直前なんですかね。
「そうかもしれないです。行ってきますのときは“何食べよう”が一番。食べ物がおいしいと、いい思い出になるし、その都市が好きになります。だから、ご飯は大事!」
――マインド的にもすごくヘルシーでいいですね。環境が変わっても、自分のペースが守られている感じがします。
「環境が変わる中でも、ちゃんと食べられるって実は大事ですよね! いつもと変わることがあるとしたら、持ち物の多さと買うものが増える、というくらいです(笑)」
――どこでもフラットでいるために、フィジカル面やメンタル面で意識して気をつけていることはありますか。
「心がけている、というほどではないかもしれませんが、無理なく適切なタイミングで自分のやりたいことをやるようにはしています。リラックスできる時間を意識的にとるっていうことなんだと思いますが、一緒にいて楽しい友達と会うとか、最近だったらゲームとか、ちょっとしたことでもいいんです。そういう時間をちゃんと持って、オンとオフの切り替えをなるべくできるようにしているのが、フラットでいられる秘けつかもしれないですね。楽しいことができると、自分の前向きな気分がパワーになって、人にも優しくできますし、笑顔でいられるし、オンにも気合が入ります!」
――以前、メンズノンノ編集部に遊びに来てくださったときもずっとニコニコしていたので、スタッフもみんなつられてニコニコになっていたのが忘れられません(笑)。
「ページを作っているところを編集部で実際に見せていただけて、それがすごく楽しくて印象に残っているんですよ。いつもできあがったものしか見たことがないので、“あ、こういうふうに作ってるんだ!”っていう新しい発見がありました。デザイナーさんが文字を入れたりするところとか、なかなかそこまで見られる機会ってないので、貴重な体験でした。また遊びに行きたいです~!」
どこに行っても楽しみを見つけて
人とのつながりを大切に
――そんな中でも、テレビのお仕事はとても緊張したのだとか。
「そうなんですよ。母国といえども、リラックスばかりもしていられなくて。『What’s NCT!?』という初の冠番組(地上波過去放映分はHuluにて配信中/現在は『What’s NCT!?~welcome to NCT Universe~』というシリーズに)を、同じくNCTのメンバーであるソンチャンと一緒にやらせていただきましたが、僕自身もソンチャンも、すごく緊張していましたし、2人での日本活動自体が初めてだったので、いい意味で難しさもありつつ、気合が入りました。芸人さんやスタッフさんなど、新しい出会いもたくさんあって貴重な時間を過ごしました。なかでも本当に大切な経験になったなと思ったことのひとつが、ソンチャンに僕が通訳をする場面があったことです」
――いつも韓国語をお話しするときにソンチャンさんが助けてくれていたのとは、逆の立場になったわけですね。
「まさしく! “韓国で活動するときはいつもソンチャンが助けてくれたよなぁ”って思い出したんです。ちょうど自分の2年前(インタビュー時)の立場と同じだなって。渡韓してNCTのメンバーとしてデビューをして、まだ右も左もわからないときに、同期のソンチャンがすごく助けてくれました。それで僕はあらためてソンチャンに対して感謝することができたし、今回は逆にソンチャンが僕を頼ってくれることで、友情も深まったと思います。ちょっとは恩返しできたかなぁ」
――助けられることが、どれだけありがたいかっていうのが身に染みてわかっていると、人のことも助けてあげたくなりますよね。
「はい、同じ立場だったことがあるからこそ、気持ちがすごくよくわかりました。ソンチャンは、言葉の面で負担やプレッシャーがある中ですごく頑張っていたと思うので、観てくれる人が温かい目で見守ってくれていたらうれしいな、とすごく思いましたね。共演した芸人さんやパフォーマーの方々にもすごくたくさん引っ張っていただきましたし、感謝の気持ちでいっぱいになるお仕事でした」
――お話の冒頭に出た、先輩であるユウタさんとの番組も先にあったので、それを経験できていたのもよかったですね。
「そうなんです! その経験もすごく役に立ちましたし、ユウタくんのおかげで助かったな~!ってことがたくさん。どこに行っても、どこで活動しても、結局は自分自身が人とのつながりを大事にしていくことで、楽しく過ごすことができるのかなって。これからもいろんな場所に行って、経験や出会いを重ねたいです。そしてこれからもメンバーに対して、僕で力になれることがあればいいなと思います。まだ具体的なお話はできないんですが、今後も日本での活動とか少しずつ増えるならば…」
――絶妙な濁し方(笑)。
「増えるな・ら・ば~~!」
――コメントのしかたがどんどんうまくなっている(笑)。
「あははは! ちょっと書いておいてください! マネジメントのお姉さまの仕込みがいいんですよ!(笑) こういうときの言い方を教えてもらいました!」
――今言えることはないけど、でもちょっとうっすら期待はできるかもしれないみたいなさじ加減が、すごくいいですね(笑)。
「ふふふ…“かもしれないので~”ということで(笑)、今後も頑張っていきたいなと改めて気合が入りました!」
衣装がカッコいいと、
テンションが上がる
――今回、メンズノンノのスタイリングを気に入ってもらってすごくうれしいです。以前のトラッドファッションや、ユウタさんとのアニマル柄のシミラールックも、インスタにたくさんポストしていただきありがとうございます!
「本当に好きだったからアップしたんですよ! ほんと、いつもカッコいい衣装をありがとうございます。髪型もかわいくしてもらったし、セットアップのスタイリングも個人的にすごく気に入って!」
――以前話されていた、「세련된(セリョンデン・『洗練されている』の意)」の気分も続いていますか?
「そうですね! 今日これから韓国に戻るんですけど、空港に着ていくスタイリングもちょっときれいめを意識してみました!」
――今回の3つのスタイリングへの感想も、最後に紹介しますね。
2023年への期待を込めて
――最後に、読者へのメッセージをお願いします!
「いつも見てくださっている読者の皆さん、本当にありがとうございます。ありがたいことにメンズノンノで連載をさせていただいて、皆さんとすごく近づいた感じがします。今回も新しいイメージで挑戦したので、楽しんでもらえたらうれしいです。2023年はまた新しいこともたくさんあると思うので、期待していただきつつ、新しいショウタロウをもっと見せていけるよう頑張ります。2023年もいい形でお会いできますように! あ、あと元読者だった父が、自分の話題が出てすごく喜んでいました!(笑)」
――ありがとうございます! では、本当にチェックアウトですね。
「はい! 行ってきます~!またお会いしましょう」
今回は、ショウタロウの
ひと言コメントを紹介!
Style1
「カジュアルでシティ感がありつつもレトロで、僕の中では新しくてすごく気に入ったスタイル!」。
ジャケット¥75,900/キャバン 代官山店 ニット(J.プレス オリジナルズ)¥29,700/J.プレス & サンズ 青山 シャツ(コグノーメン)¥46,200・パンツ(ユウキ ハシモト)¥55,000/サカス ピーアール 靴¥57,200/ラッド ミュージシャン 原宿 イヤカフ(ルフェール)¥19,800/ワームス ルミネ新宿店 リング¥63,800/マリハ スーツケース(グローブ・トロッター)¥346,500/ヴァルカナイズ・ロンドン
Style2
「以前僕が"きれいめなジャケットスタイルが好き"と言ったのをもとに今回の衣装が用意されたと聞きました! 秋冬にこういうきれいなカラーリング、いいですね」。
ジャケット¥82,500/ダイリク ベスト¥39,600/エムエーエスユー シャツ¥33,000/ラッド ミュージシャン 原宿 パンツ(ヨンロクサン)¥30,800/HEMT PR 靴(セサ フットウェア)¥48,400/ノウ ショールーム イヤカフ(ルフェール)¥19,800/ワームス ルミネ新宿店 リング¥63,800/マリハ ソックス/スタイリスト私物
Style3
「この帽子、すっごくかわいい! 今回の3つのスタイルはどれもポップでシルエットも好みで、おしゃれしたい気持ちが高まりました! 読者の皆さんも同じようにワクワクしてほしいです」。
ニット¥19,800/カイコー シャツ(N.ハリウッド コンパイル)¥31,900/ミスターハリウッド カットソー¥27,500/ダイリク パンツ¥49,500・サスペンダー¥11,000/ファセッタズム 青山 靴(アタッチメント)¥69,300/サカス ピーアール 帽子¥8,690/カンゴール ヘッドウェア イヤカフ(ルフェール)¥19,800/ワームス ルミネ新宿店 ソックス/スタイリスト私物
「RESONANCE」
NCT
NCT 127、NCT DREAM、WayV、そしてNCT Uと、さまざまなユニットが大集結している多国籍ボーイズグループNCT。圧倒的なパフォーマンススキルや最先端のファッション、彼らが個々に持つ魅力的なキャラクターで、世界中に多くのファンを持っているボーイズグループだ。歌、ダンス、ラップなど、どれをとってもハイレベルで、一度観たら忘れられない!
Model:SHOTARO[NCT] Photos:Arata Suzuki[go relax E more] Hair:Jihye Oh Make-up: Jiwon Moon Stylist:Yoshiaki Komatsu Movie:Hiroki Honma Cooperation:AWABEES
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